幻の本をみつけた
先日、大学の友人宅で鍋パーティーをしました。 学生気分で楽しくわいわい。 本がいっぱいあったので家主君の所蔵を端から眺めていたら、 (ドストエフスキーの「罪と罰」って一応みんな持っているんですね。うちにも旦那のと私のと2冊あるけど一度も読んでいない) うわぁぁぁあっ 私がもう長いこと探し求めていた幻の本が!!! 高橋源一郎「ジョン・レノン対火星人」単行本 高橋小説ファンな私は、文庫で読んだものの、「好きな本はハードカバーでしょ!」とコレクション欲からネットで探しても古本屋で探しても見つからず、いつか手に入れることが夢になっていたのでした。 そしたらいきなりその時が来た! それもこいつん家で! お願いだから売ってくださいと頼んだところ、大分酔っていた家主君はあげるあげる~とタダでくれました。 早速一気読み。 はぁ、楽しい。 高橋さんの小説はとんでもなすぎて説明不可能ですが、読んでいる瞬間が一番楽しいです。 バラバラな言葉の羅列のようで、これって文学と言えるの?とさえ思いますが、気づけば哀愁あるストーリーの中にいて本当にキュンとするんです。 あー良かった。 家主君、ありがとう。